お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(47)と富澤たけし(47)が25日放送のTBS「バナナサンドSP」(後7・00)に出演した。
この日は、サンドの2人が若手の頃に足繁く通った、地元の宮城・仙台のラーメン店へ。お世話になった先代の店主はすでに亡くなっているが、20年以上前の下積み時代からサンドを応援してくれていたという。今回は、店を切り盛りしている先代の息子が、先代とサンドの秘話を明かした。
店の近くでアルバイトをしていた富澤がラーメンを食べにくると「『缶コーヒーだと飽きるだろう』って言って、喫茶店で淹れたコーヒーを」わざわざ用意。サンドのことが嫌いだと客が話しているのを聞くと「『金いらねえから帰れ』って言って、どんぶりを取って」その客を追い払ったこともあった。
ブレークする2人の姿を喜んで見届けていた先代。サンドがライブを開催すれば花を贈ったり会場に足を運んだりしていた。「M-1グランプリ」でサンドが王者に輝いたときには「泣いて喜んでいた」とのこと。優勝してから1カ月後にラーメン屋を訪れたサンド。伊達は「すごい喜んでくださって」、富澤は「それを見せられたのはよかった」と振り返った。
先代は17年に他界。息子によると「父が亡くなるときに電話したら病院まで急に来てくれて。忙しいから10分ぐらいかなと思ったら1時間ぐらいいてくれて」と言い「忘れてないですよ」とサンドの2人に伝えていた。
2022年01月26日 14時06分