日本相撲協会は31日、夏場所限りで引退した力士を発表した。既に発表されていた元関脇・逸ノ城(30=湊部屋)と元大関・栃ノ心(35=春日野部屋)の他に、碧天(39=春日野部屋)ら三段目以下9人が引退した。
碧天は06年春場所、元幕内・久島海の田子ノ浦部屋(当時)から初土俵を踏んだ。同期生には、くしくも後に同じ部屋となって同じ場所で引退することになる栃ノ心がいた。12年2月、当時の師匠・田子ノ浦親方が急逝し、部屋の閉鎖に伴って碧山らとともに春日野部屋に転籍した。最高位は東幕下6枚目。夏場所は東三段目11枚目で3勝4敗だった。
この日新たに引退を発表した力士は以下の9人。
▽三段目
碧天(39=春日野部屋)、霧の富士(28=陸奥部屋)
▽序二段
周防灘(22=境川部屋)、山名(25=尾上部屋)、野口(16=二子山部屋)、瑞光(21=立浪部屋)
▽序ノ口
十河(16=安治川部屋)
▽番付外
寺尾翔(34=錣山部屋)、琴大友(25=佐渡ケ嶽部屋)
2023年05月31日 12時57分