千原兄弟の千原ジュニア(49)が30日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」で、「久々に涙した」という出来事と、意外な結末を語った。
ボクシング通で知られるジュニア。4月16日、代々木第二体育館で行われたボクシング興行を後輩と観戦に行ったという。WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦が2試合あり、重岡優大、銀次朗兄弟がそれぞれ出場した。
「俺が3、4年前に弟・銀次朗の試合を後楽園ホールで見た時に、絶対世界チャンピオンなるやん!スゲー!って思った。しかも兄弟。とんでもない兄弟が現れた」と無名時代から期待。その後、後輩芸人「ラフ・コントロール」の重岡謙作の親戚と判明し、対談が実現するなど親交を深めたという。
そんな重岡兄弟のタイトル戦。同じ日に、同じ階級で兄弟が王者になれば「地球で初めて」の快挙。「2人とも熊本出身で、4月16日はくしくも熊本地震があった日(本震)。地元の人の夢も背負って絶対に負けられへん。くまモンも会場に来た」と熱弁した。
先に登場した弟がKO勝利を収め、続いて兄の試合。「銀髪で出てくるわけ。弟・銀次朗と!という思いやろな」と、ジュニアは推しはかった。
兄も見事に勝利し、ジュニアはリングサイドで大興奮。兄弟そろってのヒーローインタビューで兄・優大が、普段は口にしない弟への感謝を語ったことで涙腺も崩壊した。「自分の兄貴と俺もあるし、2人の息子もあるし…(と思いが重なり)もう、うわ~っ!」と涙が流れたが、「でも後輩が横いる。何とか涙止めなあかん」との気持ちも働いたという。
「千原兄弟に置き換えよう…と思って。せいじが言うてると思ったら、笑てもうて。涙止まった」とまさかの結末を明かし、笑わせた。ケンドーコバヤシに「いやいやいやいや…何にでもオチつけたらええってもんちゃいますよ。ええ話はええ話でいいじゃないですか」とつっこまれていた。
2023年05月31日 12時06分