将棋の西山朋佳女流4冠(31)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で会見し、棋士編入の意思を正式表明した。10日の女流タイトル戦・白玲戦で通算5期目のタイトルを獲得し、昨年新設された日本将棋連盟の規定により、棋士(プロ)資格を獲得。以降、権利行使について明言を避けてきたが、この日の表明により、史上初の女性棋士誕生が決まった。
棋士編入は来年4月1日付。順位戦参加資格のないフリークラス四段からのスタートとなるが、他の棋戦には出場可能だ。棋士番号は356。
西山新四段は男女区別のないプロ養成機関・奨励会出身。三段時代の19年度後期リーグでは14勝4敗の好成績を挙げながら規定により四段昇段にあと一歩届かず、翌年に奨励会を退会。女流棋士に転向後、棋士相手の公式戦で好成績を残した21年には棋士編入試験を受験したが、若手四段との5番勝負で2勝3敗と惜敗していた。
◇西山 朋佳(にしやま・ともか)1995年(平7)6月27日生まれ、大阪府大阪狭山市出身の31歳。10年、伊藤博文七段門下で奨励会入会。14年初段、15年三段。21年4月に女流棋士に転向した。女流タイトルの通算獲得数は24期。昨年11月に一般男性と結婚。姉は囲碁棋士の西山静佳二段。
2026年10月26日 10時59分