9月18日に91歳で死去した脚本家の倉本聰さん(くらもと・そう、本名山谷馨=やまや・かおる)のお別れの会が3日、北海道富良野市で営まれた。
祭壇には写真が3枚飾られた。中央は自宅横のアトリエ棟で、地元の小さな起業家を迎えた取材の際に撮影された2012年9月の写真。大好きだったタバコを手に笑顔を浮かべている。祭壇向かって左には、2004年に「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督が「北の国から」の富良野を訪れた際、倉本さんが愛車のレンジローバーで案内した時の写真、右には1997年に撮影された「今日、悲別で」「ニンゲル」の大阪での連続公演のプロモーションに使用されたモノクロ写真が飾られた。
祭壇を白を基調に統一した白い花1000本が彩った。
倉本さんは1935年1月1日生まれ、東京都出身。東大文学部美学科卒。1959年にニッポン放送に入社。63年に退社し、77年に富良野に移住。81年にフジテレビドラマ「北の国から」が大ヒットした。映画「駅 STATION」、フジテレビ「風のガーデン」、テレビ朝日「やすらぎの郷」など代表作多数。主宰した「富良野塾」では後進を指導した。2000年に紫綬褒章、10年に旭日小綬章を受章した。
2026年11月03日 10時33分