俳優の二宮和也(43)が、15日放送のTBS系「THEキリヌキ」(後9・00)に出演し、出演中の同局系日曜劇場「VIVANT」第2シーズン(日曜後9・00)で共演する俳優・堺雅人(53)の超人エピソードを語った。
番組では、「VIVANT」にまつわるクイズを出題。自衛隊の秘密部隊「別班」に所属する乃木憂助を演じる堺には、劇中のせりふを一字一句間違えないよう記述するクイズが出された。中には41文字という長さの難問もあった。
せりふは「規律を律することで組織は統率される それを見出せば組織は脆弱によって国家に危機が及ぶ」というものだった。
堺は、このシーンの撮影を「(昨年の)9月か10月」に行ったと記憶しているという。収録時から逆算して10カ月ほど前だといい、すると二宮は「(自分は)絶対覚えてない」と断言。笑いを取った。
その上で、「堺さんは本当に凄くて」と称賛。「『VIVANT』の現場ってやっぱり特殊で、頭からケツまで、どんなことがあってもやるんです」と説明した。
中でも、視聴者には分かりにくい凄さを説明した。それは、乃木が捕らえられた別班員を救出するための奪還作戦を、大型モニターを使って説明する場面だった。
「奪還作戦も、4項目くらいあるんですけど、奪還作戦が。これをやって、これをやって、これをやってって。モニターはもちろん全部、緑(グリーンバック)で、(指を)指す位置から、丸を書いて、ここからここに移動するとか、手を動かす位置まで全部、把握して。頭からケツまで(台本を)10ページくらい、ずっと1人でしゃべっている。それを1日やるんですよ」
台本10ページ分の長尺シーンで、堺は1人でせりふを口にしていたという。しかも、図解するはずのモニターは、合成処理のため緑一色の状態。超難度の撮影だった。スタジオに悲鳴に似たどよめきが上がる中、二宮は続けた。「普通は(カットを割ろうと)言いたくなるくらいの分量なんですよ。言わない」。その理由を問われた堺は、クイズの解答を練っている真っ最中で、沈黙の後に「…えっ!?」と問い返し、爆笑をさらった。
あらためて堺は「そっちの方が(福澤克雄)監督が喜ぶんですよ」と説明。「一気にうわ~って言うと、前の時から、『半沢(直樹)』の時からそうだったんですけど、より早く、より強く、より生き生きと(したシーンになる)」と続けた。
逆に堺は「僕に言わせれば、1人でわーっとやるんですけど、その合いの手を入れる方の方がよっぽど大変で」と指摘。「ノコル(二宮)という弟なんですが、わーっとしゃべったら、合いの手で“それは俺がやっとくから”って、ぱぱぱーっと言うんですよ。“頼んだ”って。で、またぱぱぱーっとしゃべるんですけど、この時の二宮さんの脈拍が上がっていくのが分かる」と振り返った。
二宮は「何回目かの7ページ目とかだったら、こっちもやってらんないから、ホントに。つまずくわけにはいかない」と、冷や汗の収録を振り返っていた。
ちなみに41文字のクイズもパーフェクトで正解。堺は「何度も繰り返して、やっと撮ったシーンだから、チーム力ですね」と喜んでいた。
2026年10月16日 15時16分