◇フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会第2日(2026年10月24日 フランス・アンジェ)
女子フリーが行われ、ミラノ・コルティナ五輪銅メダルでショートプログラム(SP)3位の中井亜美(TOKIOインカラミ)が自己最高に並ぶ149・08点をマークし、合計219・74点で2連覇した。
「パリのアメリカ人」を演じ、前日23日のSPで失敗していた大技トリプルアクセル(3回転半)を冒頭で鮮やかに成功。6本のジャンプを全て降り、ノーミスの演技を披露した。演技を終えると右手を突き上げ、感極まった表情を見せた中井は「今日は名前がコールされるまで自分自身のことを信じてあげられなかった」と優勝者インタビューで語り、「最後皆さんの前に出た時に、こんなにもたくさんの方が応援してくれているというのが分かって、最後は自分を信じることができました。だからこうやって凄くいい演技ができたと思います」と感慨に浸った。
GPシリーズ初出場初優勝した昨季に続くフランス大会連覇。「去年はチャレンジだけでこの場に来て戦って、それが凄く良かった。今回はたくさんのプレッシャーを初めて感じて、それを新しい挑戦と捉えながら乗り越えることができたので、また一つ成長したかなと思っています」と言葉に実感を込めた。
次戦は第4戦スケートアメリカ(11月13~15日、エバレット)に出場予定。2季連続のGPファイナル出場に前進した18歳は「ファイナル出場も今シーズンの大きな目標。今回の試合で得た経験を次のグランプリシリーズに向けて生かしたい」と力強く視線を上げた。
2026年10月25日 08時07分