◇ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2026 日本28―34フィジー(2026年10月24日 東京・秩父宮ラグビー場)
日本協会創立100周年記念試合として男女併催で行われ、世界ランキング9位の男子は同10位のフィジーに28―34で競り負けた。20―15で勝った9月19日の対戦時は規律面でも圧倒したが、この日のペナルティー数は相手の3に対して日本は10。相手プレッシャーとレフェリーへの対応に苦慮し、PG2本の差で敗れた。ウェールズと対戦した女子は0―17で零敗を喫した。
上下白色の特別ジャージーが雨中の決戦に屈した。5週間前は日本が5、フィジーが14だったペナルティー数は、この日は10と3。最終スコアにも表れた規律の乱れを、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「空中戦、グラウンドワーク、ブレークダウン(密集でのボール争奪戦)で負けたので、接戦を落とした」と総括した。
選手が戸惑いを見せたのが、ブレークダウンでの主審の笛。前回対戦時よりも速く激しく圧をかける相手に後手に回っただけでなく、倒れ込むようにボールに働きかける相手プレーも正当と見なされ圧を受け続けた。共同主将の斎藤=写真=も「僕らが適応しなければいけなかった」と反省。ハイボールの獲得合戦でも敗れ、改めて課題が浮き彫りとなった。
モールで2トライ、波状攻撃で2トライを挙げて地力は示したが、仮想W杯と位置づける5連戦の初戦を落としたことは事実。自己評価を問われた2トライのディアンズも「まあ負けたので。もう少しできたと思う」と声のトーンは上がらなかった。
2026年10月25日 05時14分