◇ACLE第3節 京都 5―2 ニューカッスル(2026年10月27日 サンガS)
京都が今季最多5得点で2点差を引っ繰り返した。外国人枠の制限がないACLの特性を生かし、この日は在籍10人のブラジル人中6選手がスタメン。不運な2つのPKを与えて2失点したが、後半はサンバのリズムを奏でるようにピッチで全員が踊りまくった。
昨季のリーグ3位の原動力となったFWマルコ・トゥーリオに今季初得点を含む2得点が生まれ、後半開始から出場したFWアレックス・ソウザも1得点1アシスト。GKハウスは飛距離のあるフィードでダメ押しの5点目の起点になった。MFジョアン・ペドロも時間の経過とともに狩人としての本領を発揮し始め、DFウェベルトンも安定したパフォーマンスを披露した。
1得点を挙げてPOM(プレーヤー・オブ・ザマッチ)に選出された主将のFWラファエル・エリアスが口にするように「ピッチに立っているのがブラジル人か日本人かは関係ない。(ポポヴィッチ)監督が掲げるチームのスタイルは一つで、常に何をすべきかを明確に示してくれている。京都の選手として、そして日本を代表するチームの一員として、誇りを持ってプレーした。国籍に関係なく素晴らしいチームプレーができたことが勝利の要因だ」。
8月15日のリーグ川崎F戦以来の復帰となったMF奥川雅也は途中出場で1アシスト、同じく途中出場のMF新井晴樹も1アシストで公式戦3試合連続で得点を演出した。
トゥーリオやエリアス、奥川ら負傷者が多かった今季序盤は苦しみ、リーグ戦は15位と低迷するが、それも過去の話。ポポヴィッチ監督は「攻撃陣のタレントたちがそろうことはチームにとって素晴らしいこと。選択肢が増え“ベンチが強いチームこそが本当に強いチーム”であることを証明できる。交代によって流れを変え、レベルを維持し、さらに高めていける。そのようなチームを目指して今後も努力を続ける」と陣容が整ってきたことを強調した。
最大火力の京都を見せつけるのは、ここからだ。
2026年10月27日 22時52分