「あしたのジョー」「おれは鉄兵」などのヒット作で知られ、文化勲章を受章した漫画家のちばてつや(本名千葉徹弥=ちば・てつや)さんが22日に午後6時に都内の病院で死去した。87歳。東京都出身。葬儀は家族葬にて執り行われた。2026年に入り、日本の漫画界を支えた巨匠の訃報が相次いでいる。
ちばさんは1939年1月11日生まれ、東京都出身。56年に単行本作品でプロデビューし、「ママのバイオリン」「ちかいの魔球」などを経て、「あしたのジョー」をはじめとした数々の名作を生み出した。
「おれは鉄兵」で講談社出版文化賞児童まんが部門、「のたり松太郎」で小学館漫画賞青年一般部門などを受賞。2014年に文化功労者、22年に日本芸術院会員となり、24年には菊池寛賞と、漫画家として初となる文化勲章を受章した。日本漫画家協会会長も務め、漫画文化の発展に貢献した。
今月13日には、少女漫画の草分け的存在だった漫画家・わたなべまさこさんの訃報が伝えられたばかりだった。97歳。
5月には「なかよし」や「月刊プリンセス」などで活躍した岡本慶子さんの訃報が伝えられた。
同月、1970年代から80年代にかけて活動した漫画家、キリコ・タクさんが90歳で亡くなったと漫画家協会が発表。キリコさんは75年の第4回日本漫画家協会賞で、「浜昼顔」で手塚治虫「ブラック・ジャック」(特別優秀賞)をしのぎ大賞を受賞し漫画界の歴史に名を刻んだ。
2026年10月27日 13時19分