大ヒットドラマ「俺たちの旅」の放送51周年記念コンサートが29日、東京国際フォーラムで開催され、俳優の中村雅俊(75)ら主要キャストが出演した。
1975年に放送され、青春ドラマの金字塔ともいわれる大ヒット作品。昨年行われた記念コンサートが好評を博し、今年も再集結を果たした。数々の名場面を振り返ったコーナーでは、中村は「思い出せるところと思い出せないところがある」と苦笑いも「感動した。自分じゃないように思えて不思議な感じ」と目を細めた。秋野太作や田中健、岡田奈々、上村香子も出演し、主題歌を含む全14曲を披露した。
同名の主題歌を手がけた小椋佳もスペシャルゲストとして出演。ドラマの出演者ではないものの「お前も仲間なんだから来いと言われた」と語り、着席スタイルで「さらば青春」など2曲を歌唱した。82歳の小椋は「体があちこちひどくて老いぼれです。お医者さんに“あなたの足はもうだめです”と宣告された。今は死を待つのみ」と自虐。左目が見えづらくなっていることも明かしながら「めまい」を披露するお茶目な一面も見せた。コンサートと銘打った本公演に対し「みんな役者さんですよね?歌が得意な人でもない。商店街のカラオケ大会のよう」とぼやき、会場を笑わせた。
ドラマとは直接関係のないデビュー曲「ふれあい」を歌唱した中村は「カラオケ大会なので、歌う曲がない」と苦笑い。終演後には小椋について「口の悪いおじさんが…今日は結構口が悪かったですね」と語って笑いを誘った。同作が自身にとってどんな作品か問われると「宝物」と即答。「いろんな出会いがあったけど、『俺たちの旅』との出会いは人生を変えてくれた」と感謝した。
2026年10月29日 22時03分