男性6人組「BE:FIRST」がきょう3日、CDデビューから5周年を迎えた。本紙などの合同インタビューに応じ、NHK紅白歌合戦出場、ドーム公演など怒濤(どとう)の勢いで駆け抜けた5年を「いい意味で思い通りじゃなかった」と振り返り、世界進出への野望も掲げた。
音楽プロデューサーのSKY―HI(39)が主催したオーディション番組の合格者で結成し、2021年にデビュー。JUNON(28)は「当時は右も左も分からず、毎日を追いかけるのに必死だった」という。それでも「今は自分たちで話し合いながらグループの方向性を決められるようになった」と成長をかみしめた。
24年に初めて東京ドーム公演を実現し、来年は初の5大ドームツアーが控える。今年7月発売のシングル「Missing」が各種音楽チャートで計222冠を達成するなど人気は年々拡大。SOTA(25)は「自分たちの音楽が着実に世の中に広がっている」と実感している。
今後、見据えるのは世界での活動だ。オーディション時から世界での活躍を目標としており、昨年初めて世界ツアーを敢行。今年9月には米国デビューし、先月まで世界4都市で公演を行った。会場は数千人規模だが米ニューヨーク公演のチケットは即完売。関係者は「本格的に世界で挑戦していく段階に突入した」と話している。
そんな6人が旗印とするのが日本のアーティストとしての誇り。LEO(28)は「世界ではまだJ―POPは浸透していない。それでもJ―POPを代表するアーティストの一組として世界に受け入れられたい」と力を込める。MANATO(25)も「日本発のボーイズグループとして、日本のカルチャーを世界に届けたい」と強調した。
J―POPに明確な定義はないが、LEOは「海外からの音楽と日本の文化がミックスされ、独自に発展したのがJ―POP」と捉えている。彼らの音楽もダンスナンバーからしっとりとしたバラードまで多彩だ。世界で活躍する日本人のスポーツ選手から刺激を受けており、「MLBの試合やNFLのスーパーボウルのハーフタイムショーなどで歌い、僕らを知らない人たちにも曲を届けたい」と大きな夢を掲げた。 (吉澤 塁)
♪…きょう3日に約2年ぶりのアルバム「BE:4U」が発売。13曲を収録しており、メンバーは曲の制作にも関わった。SOTAは「これまでも、その時々で表現したいことを大切にしてきた。今回はメンバーがプロデューサーの選定も行い、今まで以上に曲と深く関わっている。僕らの音楽性が詰まっている」と胸を張った。RYUHEI(19)も「自分たちでグループをつくり上げる意識が強くなり、互いの長所をぶつけ合った」と制作の裏側を明かした。
2026年11月03日 04時08分