元衆院議員でタレントの杉村太蔵(47)が21日、テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。企業への不正アクセスにより個人情報漏えいが相次いでいる問題について言及した。
サイバー攻撃の一部に中国系の人工知能(AI)のソフトウエアが悪用された可能性があることを民間のセキュリティー会社が確認。金融や物流など国内の約80社が標的となり、政府は実態調査に乗り出している。このAIは韓国の金融機関への攻撃でも使用され、被害が出ていたという。米国でも別の中国系とみられるAIソフトの攻撃が報告されている。
攻撃に使われたのは、指示を与えるだけで自律的に作業をこなす「AIエージェント」。対象のシステムの脆弱性を調べ、広範囲に不正アクセスを仕掛けたとみられる。ただ、攻撃者の素性や攻撃の発信拠点までは特定困難とみられ、全容把握は容易ではない。
司会の大下容子アナウンサーが「AIの学習速度に人間が追い付いていないように見えます」と話すと、杉村は「そうですね。思い出すのは今年の5月に(米国の)ベッセント財務長官が来日し、その翌週にトランプ大統領が北京に行って(中国の)習近平国家主席と会談していますけど、その直前に来日した時に米国でミュトスが開発されて、AIの今までと次元が違うとんでもない脅威だと」と振り返り、「その時に日本の銀行のアクセス権を付与する、付与しないという議論がありましたが、当時は米国だから、同盟国だからまだ大丈夫だけど、半年後には中国も含めいろいろな所がこの開発に追いついてくるかもしれない、その時が脅威だという議論があって、まさに半年前の予言通りに今なっているという状況」と指摘。
そして、「デジタル庁も大臣も“皆さん対策して下さいね”というけど、ここ最近の攻撃みると個人や一企業の対策では限界があると。ましてや日本国政府単独での対応も結構限界があって、やっぱり今度、米中首脳会談がまたあるということなんですけど、国際的な枠組みで暴走するAIエージェントをどう取り締まるか、どうつぶしていくかというのは国際的に取り組んでいくしかないんじゃない気がします」と自身の受け止めを話した。
2026年10月21日 13時04分