巨人の来季監督に就任した松井秀喜氏(52)が23日、東京都内で記者会見に臨んだ。濃紺のスーツにストライプのシャツ、ドット柄のネクタイという装いは、恩師の長嶋茂雄終身名誉監督とともに国民栄誉賞を授与された際におそろいで仕立て、着用したもの。長嶋さんへの思いがにじむ姿で、新たな一歩を踏み出した。
山口寿一オーナーとともに登壇した松井新監督は、長嶋さんへの思いを問われると「本当は長嶋監督にこの姿を見てもらいたかったなという気持ちは正直ありました」と語った。
会見での装いに、SNSでは「恩師である長嶋さんと一緒に国民栄誉賞を受賞した時と全く同じスーツとネクタイだった。長嶋さんへの想いが強く伝わって来たね」「見覚えあると思ったらやっぱり! 国民栄誉賞授賞式で着ていた長嶋さんとおそろいのスーツだ」といった声が上がった。また、背番号「90」についても、長嶋さんが巨人の監督初年度に着けた番号であることから「アツい」と反響を呼んだ。
監督就任にあたり、長嶋さんの姿勢から見習いたい点を問われると、松井新監督は「無理です」と即答。「私は長嶋茂雄にはなれません。そのことを自分自身、理解しないといけないと思います」と語った。その上で「自分は、自分のできることにしっかり集中してやっていきたいと思います」と決意を示した。
さらに、長嶋さんの社会的影響力について「私は長嶋監督ほどの社会的影響力があるとは思っていません」と述べ、自身に課された役割を「とにかくジャイアンツの選手とともに汗を流すこと」と説明。「その姿を見て、またジャイアンツを応援したい少年たち、野球をはじめたい少年少女たちがでてくればうれしいですけど、私にその力があるとは思っていません」と謙虚に語った。
2026年10月23日 16時56分