俳優の三田村邦彦(73)が23日、自宅で17日に亡くなっていたことが分かった作家の村上龍さん(享年74)について本紙にコメントを寄せた。
三田村は村上さんのデビュー作で芥川賞を受賞した「限りなく透明に近いブルー」を映画化した作品で俳優デビュー。村上さんは原作だけでなく脚本、監督もつとめ1979年に公開された。
三田村は「映画の撮影時、私の数々の無礼や非礼も、いつも穏やかに、冷静に対応していただきました」と振り返り「10年後、再会した際に当時の無礼をお詫びすると“お前らしくないから、謝んなくてもいいよ、気にすんなよ“と、寛大な言葉をかけてくださいました。その懐の深さと温かいお人柄に、心より感謝申し上げます。ご冥福をお祈りいたします」と結んだ。
三田村は以前、本紙の取材にデビュー当時のことを振り返り、70年代初頭の自堕落な若者の日常を描いた同作へのオファーを何度も断ったこと、それでも村上さんからラブコールを受けたこと、台本を捨てたこともあった、などと明かしていた。
2026年10月23日 19時29分