◇ワールドシリーズ第1戦 ブルワーズ3―2レイズ(2026年10月23日 ミルウォーキー)
ブルワーズのウィリアム・コントレラス捕手(28)が23日(日本時間24日)、本拠でのレイズとのワールドシリーズ第1戦に「4番・捕手」で先発出場。2安打1打点などでチームの初戦勝利に貢献した。
初回、イエリチの適時三塁打で先制し、なおも1死三塁で相手先発・マルティネスの高めカットボールを狙い、遊撃強襲の適時打で2点目を奪った。8回にも左前打を放ちマルチ安打をマークした。
さらに、マスクをかぶっても2―1の5回2死二塁で三塁に矢のような送球を見せ、三盗を阻止。6回1死一塁でも3番・シンプソンを空振り三振に仕留めると、一塁走者・アランダがスタートを切っていたが二塁でアウトにし、2度盗塁を防いだ。ポストシーズンに入り、レイズの盗塁成功率は10分の10で100%だった。
これまでのポストシーズン同様、選球眼も良く、2回2死でメサへの2球目、内角高め直球を球審がボール判定すると、すかさずABSチャレンジを要求。ストライクに判定が変わり、2球で追い込むと、最後は内角カットボールで空振り三振に仕留めるなど、先発・ミジオロウスキーを盛り立てた。
大リーグ公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者のX(旧ツイッター)によると、ワールドシリーズの1試合で複数安打、複数の盗塁阻止を記録したのは過去50年で4人目という。
試合後、コントレラスは「今日の試合に関しては、攻撃よりも守備を重視した。捕手として今日はいい仕事ができた」と笑顔。盗塁阻止と大きな安打を放った際の喜びを比較し「かなり近いものがあるね。今日刺した2人の走者が試合にとってどれほど大きな意味を持っていたか、試合の流れを大きく左右する可能性があったことも分かっている。今日、守備でできたことは僕にとって少しだけ大きな意味がある」と胸を張った。
ABSチャレンジも「今はいい状態にあると思う。ABSもシーズン中の打撃と似ているんだ。調子が落ちる時期もあるけど、今の僕はうまくいっている。だから、この状態を生かさなければいけない」とうなずいた。
マーフィー監督も「信じられない働きをしてくれた。彼の貢献に気づいていない人がいるなら、今日の試合の最優秀選手は彼だったと言いたい」と大絶賛。「本当に信じられない働きだったよ。盗塁を2度阻止し、ABS(自動ボール・ストライク判定システム)でのチャレンジもあり、打撃でも結果を残し、試合を組み立ててくれた」と称賛が止まらなかった。
2026年10月24日 17時19分