◇第63回全日本競歩高畠大会(2026年10月25日 山形県高畠町 高畠まほろば競歩路(1周1キロ周回))
全日本競歩高畠大会は25日、来年の北京世界選手権代表選考会を兼ねて行われ、男子マラソン競歩で昨年の東京世界選手権代表・川野将虎(28=旭化成)が2時間55分14秒の世界記録をマークした(記録は速報値)。
従来の35キロに代わり今季から本格的に導入された新種目のマラソン競歩は、マラソンと同じ42.195キロで争われる。世界陸連(WR)は今年1月以降、男子は2時間56分30秒を切るタイムを最初に出した選手を初代の世界記録保持者と認定することを決めていた。
愛知・名古屋アジア大会金メダリストの勝木隼人(35=自衛隊)が序盤から先頭集団を引っ張る中、マラソン競歩初挑戦の川野は残り7キロ付近から抜け出してペースアップし、トップでフィニッシュ。WRが定めた世界記録認定基準タイムを突破し、初代世界記録保持者となった。勝木は4位で、北京世界選手権派遣設定記録の2時間58分0秒を突破し、世界選手権代表に内定した。
なお、女子は3時間17分0秒が世界記録認定基準タイムと定められ、8月の欧州選手権でソフィア・フィオリーニ(イタリア)が3時間15分11秒をマークして世界記録保持者となっていた。
2026年10月25日 12時12分