オリックスは30日、本田仁海投手(27)が今季限りで現役を引退することを発表した。
本田は8月22日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で7回から登板も、打球を右首筋付近に受け、負傷降板。試合後に福岡市内の病院を受診し検査を受け、翌23日に出場選手登録を抹消されていた。
24日には大阪市内の病院を受診し、「右椎骨動脈解離」と診断されたことを球団は発表していた。以降は練習に参加せず。球団関係者によると、次に打球が同じ箇所に直撃した場合は死に直結するリスクがあるという。
本田は球団を通じ「悩んだ末に引退を決断いたしました。今は後悔もなく、すっきりとしています。これまで、いいときも悪いときも、どんなときでも応援してくださったファンの皆さま、人間としても成長させてもらい、お世話になった球団、すべての関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」とコメントした。
星槎国際湘南(神奈川)から17年ドラフト4位でオリックスに入団。最速158キロの直球を武器に、22年には44試合に登板して2勝3敗2セーブ、14ホールドを挙げて防御率3・50と救援の一角としてリーグ優勝に貢献した。
25年9月に右肘のクリーニング手術および尺骨神経剥離術を受けたこともあり、同年オフに育成契約へと移行。今年7月30日に支配下復帰が発表され、打球が直撃したソフトバンク戦が1軍復帰後2試合目の登板だった。長いリハビリを乗り越えて2桁の背番号を取り戻したばかりだった右腕にとっては、辛い決断を強いられることとなった。
2026年10月30日 12時00分