俳優の松坂桃李(38)が主演を務める来年2027年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」(1月10日スタート、日曜後8・00)のキービジュアルが完成し10月31日、同局から発表された。
NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などの安達奈緒子氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算66作目。主人公は江戸幕府の天才官僚・小栗忠順(ただまさ)。明治新政府から「逆賊」とされ、歴史の闇に葬られた幕臣を通じて激動の幕末を描く。
キービジュアルはアートディレクター・木谷友亮氏とフォトグラファー・高梨遼平氏が担当。木谷氏は主な作品にNetflix「ダウンタイム」、ボクシング「井上尚弥vs中谷潤人」などがある。
■題字&キービジュアル・木谷友亮氏のコメント
・題字について
小栗が日常的に書き残していた特徴的な手書きの線を、タイトルデザインに取り入れました。枠に収まる必要がある役人としての立場を表現しました。また、明朝体を精緻に手書きすることで、役人としての小栗の真面目さや実直さを表現しています。一方、小栗を知るほどに本人の内面にある強さ・野性味を感じることが多く、それが彼の最期につながったのではないかと思いました。その一面を題字に取り入れるために、整然とした造形にあえて逸脱を加えました。それまで几帳面に描かれていた文字が最後の一画のみ勢いのある筆の線に変わっています。几帳面に整えられた造形と、そこから生まれる逸脱。その対比によって、小栗の人物像と、時代の枠を超えようとする意志を表現したタイトルデザインです。
・キービジュアルについて
劇中には、小栗が平伏する、地面にしゃがんで文字を書くといった幕臣としての象徴的な場面があります。これらに共通する「下を向いた小栗」を、地面に近い位置から見上げるローアングルで撮影し、メインビジュアルにしました。こめかみに浮かぶ血管などの身体的なディテールも再現し、小栗の内に秘めた緊張感やエネルギーを際立たせています。
2026年10月31日 14時00分