お笑いコンビ「ブッチャーブラザーズ」が31日、東京・なかのZERO小ホールで結成45周年単独ライブを行った。
東映京都撮影所の斬られ役の2人が、1978年に出会い、森田健作(76)の付き人をへて、81年にコンビを結成した。「笑ってる場合ですよ!」などのお笑い番組で活躍。「アンジャッシュ」やカンニング竹山(55)、ダンディ坂野(59)らの駆け出し時代を支え、「東京芸人の父」と言われることもある。
現在は所属するサンミュージックの社長も務めるリッキー(68)は「大事になることはなかったけど、辞めなくて良かった」と45年の歩みを振り返った。
相方のぶっちゃあ(71)は「デビューは良かったんです。でもライブのサブタイトルにもあるように“低空飛行で45年”。一度も浮き上がることはなく、でも落ちずに何とかやってこれた」と自虐をまじえて語った。
若手時代は「とんねるず」「ダウンタウン」ともしのぎを削った。リッキーは「いつの間にか低空飛行のまま行くことになりました」と口にし、笑いを誘った。
後進の育成以外にも長い間欠かさずにライブは行ってきた。ぶっちゃあは「生でお客さんに見てもらうことを知ってしまうと他には戻れないですよね。ばかなこともできないし、それが一番じゃないですか。生のお客さんが一番」と芸人が舞台に立ち続ける重要性を熱弁した。リッキーも「辞めずにライブを大事にする芸をしっかりやるということが大事」と強調した。この日も新ネタを3本披露。ぶっちゃあは「芸人をやっているうちはライブはやめない」と力強く語った。
リッキーは現在東京演芸協会の会長も務めている。漫才協会などと手を取り合った合同ライブの構想も明かし「ちょっと花火を打ち上げたい」と報道陣に打ち明けた。江戸落語との協力にも関心を示し「見栄を張るのも芸人らしいんですけど、お互い、手を組んでやればいいのになと思いますけどね。いろいろな人に声をかけて架け橋になれれば」と今後も東京のお笑い界を結ぶ存在となることを誓った。
2026年11月01日 22時50分