9月18日に91歳で死去した脚本家の倉本聰さん(くらもと・そう、本名山谷馨=やまや・かおる)のお別れの会が3日、北海道富良野市で営まれ、「北の国から」シリーズで黒板蛍役を演じた女優の中嶋朋子(55)が参列した。お別れの会後にはUHB北海道文化放送の追悼特別番組「ありがとう、北の国から ~倉本聰が北海道に遺したもの~」に富良野市から出演し、同ドラマについて語った。
国民的ドラマのフジテレビ「北の国から」シリーズに、田中邦衛さん演じる主人公・黒板五郎の長女である蛍役で出演。「先生がどれだけ皆さんに愛されて、影響を与えられてっていうのを凄い感じる、素敵な時間でした」とお別れの会を振り返った。
会では、同ドラマで共演した竹下景子や岩城滉一と再会。「“久しぶり、元気?”なんていうところから始まって、寂しいねっていう…」と話した。
ドラマで印象に残るシーンを聞かれると、1つを選ぶのは「難しい」としつつも第8話「水道」の水が出たシーンを挙げる。「高揚感がシーンの全部に満ちてますし、水が出た!っていう。邦さんが、五郎さんが子供のようにはしゃぐ、ああいうチャーミングなシーン、随所にあるじゃないですか、実は『北の国から』って。大好きなんですよね、大人が可愛いとか。本当楽しかったですよ」と振り返った。
倉本さんは1935年1月1日生まれ、東京都出身。東大文学部美学科卒。1959年にニッポン放送に入社。63年に退社し、77年に富良野に移住。81年に「北の国から」が大ヒットした。映画「駅 STATION」、フジテレビ「風のガーデン」、テレビ朝日「やすらぎの郷」など代表作多数。主宰した「富良野塾」では後進を指導した。2000年に紫綬褒章、10年に旭日小綬章を受章した。
2026年11月03日 20時12分