第105回全国高校サッカー選手権の出場権をかけた地方大会は各地で佳境を迎えている。
冬の風物詩である高校サッカーの熱戦。スタンドの応援合戦も見応え抜群だ。
近年、高校サッカー界を席巻する強豪として注目の流通経済大柏(千葉)。第86回大会で初優勝すると、過去9年で準優勝3回、ベスト4が1回とめざましい成績を収める。
その流通経済大柏の名物が、スタンドを赤く染める大応援団の存在だ。
選手入場の際に吹奏楽部が奏でるアンセム「トマホークチョップ」を聞くと戦いの機運で胸が高まるサッカーファンは多いだろう。
その演奏に県下トップクラスの実力を誇るチアリーディング部が一糸乱れぬパフォーマンスで華を添える。
同校吹奏楽部の橋本千咲部長(2年)は「サッカー応援は(会場の)キャパが違う。国立競技場では向こう側のスタンドまで音を届けなくてはいけないので、大きく響かせるために頑張っています」と明かした。
その努力が迫力ある応援演奏となっている。
Jリーグの柏レイソル、FC東京などの応援チャントをアレンジした応援曲や同校のオリジナル曲「アタック」「R`s march」もおなじみだが、大切にしている曲がある。
橋本部長は「『流経のこころ』は勝利を引き寄せる大事な場面で演奏する曲。親しみやすいメロディーなので、生徒がひとつになる。演奏にも気合が入る」と教えてくれた。
流通経済大柏のサッカー部は現在、「高円宮杯JFA Uー18プレミアリーグEAST」で、鹿島ユースを抑えて首位に立っている。今大会も優勝候補の1校だ。
「サッカー部の試合が近くなると学校全体が盛り上がってくるので、私たちも気合が入る」
3大会連続出場を目指す流通経済大柏は8日、千葉大会準決勝で八千代と対戦する。
その背中を赤い大応援団のパフォーマンスが押している。
2026年11月05日 18時17分