大相撲の舞洲巡業が17日、大阪市であり、地元出身の十両・一意(かずま=24、木瀬部屋)が申し合い稽古で8番取った後、元大関の幕内・高安(36=田子ノ浦部屋)に長いぶつかり稽古で胸を出してもらった。
大阪市港区出身でこの日の会場・おおきにアリーナ舞洲は実家から車で15分の至近距離。前日の京都巡業では横綱・大の里に胸を出した重い体を息も絶え絶えに押し、「地元だったので声援もあった。何とか最後までやれました」と地元ファンの応援に感謝した。
会場には実弟でボクシングの日本ミドル級王者・川渕一統(かずさ=21、ABC)が訪れた。川渕は8月、プロ5戦目で日本王座を奪取。7回TKO勝ちした試合は夏巡業中だったため東京・後楽園ホールでの観戦はかなわなかったが、刺激になった。
巡業でのテーマは「普段できない経験ができる。みなさんに稽古を買ってもらえるよう、モノにしていかないと」。巡業の稽古は他の部屋の関取衆と肌を合わせられる貴重な機会。幕下最下位格付け出しで初土俵を踏んだ24年名古屋場所で右膝前十字じん帯を断裂し、5場所連続休場。序ノ口まで転落したが、今年名古屋場所で新入幕を果たした。以来2場所続く負け越しからのターニングポイントとしたい。
2026年10月17日 15時44分