歌手の田中あいみ(26)が18日、熊本城ホールで行われた「令和8年熊本地震復興コンサート『FUTURE』」に出演した。2000人を前に、南こうせつ(77)、小室哲哉(67)、木梨憲武(64)らと豪華なステージを繰り広げ、復興に向かう熊本にエールを送った。
熊本を初めて訪れた田中。公演前に「自らの目で見たい」と、7月末の地震で石垣が崩落した熊本城を訪れた。2016年の地震から立ち上がる復興のシンボルだったが、今回の地震で新たに40箇所の崩落が確認された。その被害を目の当たりにしたことで地震の恐ろしさを、身をもって知った。
2000年生まれで、京都府出身。阪神淡路大震災も東日本大震災も能登半島地震も直接的な被害がなかった。それだけに「どうしても実感が湧かなかった。それでもこうして目の当たりにして、改めて地震は恐ろしいものだと知ることができました」と胸に刻む。
今回の出演は複数の持ち歌のプロデュースを担当している木梨との縁からだ。当初は16年の熊本地震から復興10年という名目で開催予定だっただけに、「木梨さんと“行ってもいいのかな”と不安になった」という。しかし、「熊本の皆さんから“来てほしい”と言われて、めちゃくちゃぶち上げにいきます!という気持ちで」と挑んだ。
ステージでは小室とともにTM Network「Get Wild」と所ジョージ(71)作詞の未発表曲「imagination」の2曲。木梨とは共唱曲「ドアを開けてみた」などを熱唱し、武田真治(53)もサックスで参加した。最後には南ら出演者全員で「上を向いて歩こう」を合唱した。
被災地の痛みを知り、音楽の力で熊本に明るさを届けた。「これからも音楽でちょっとでも明るい非日常を届けることができたら」と前を向いた。
2026年10月18日 21時00分