スポニチ発の女性アイドルユニット「スポポポポニー」(略称スポニー)が18日、東京・シアターマーキュリー新宿で現体制ラストライブ「ウイニングラン~GATE TO THE NEXT~」を開催した。2022年3月27日のデビューから約4年半、1667日にわたりバトンをつないできた“第1ピリオド”が完結。超満員のファンが見守る中、歴代OGとともにダブルアンコールを含む全24曲、2時間超に及ぶ熱狂のステージを駆け抜けた。
前売り完売で当日券も出ない大盛況となった会場。開演前には、今年8月のモンゴル遠征の秘蔵映像「モンゴル別班TV」が上映された。スフバートル広場を2人乗り自転車で走る姿や甚平姿での盆踊り、ショッピング、ラクダに揺られる姿など、温かさと冒険心にあふれた軌跡にフロアは笑顔に包まれた。
おなじみのSEが鳴り響くと空気は一変。大歓声の中、鈴白想空、椎葉彩、桜羽のえる、姫矢ゆず、宇咲春花の5人が登場した。まずは現メンバーで「ポジティブチャンネル」から「夢追いカレンダー」まで5曲を畳み掛けた。
続いてOGの高羽ルーシー、立山里奈、星奈杏海、朝陽あいか、山田梓帆が次々と登壇。「永遠フィロソフィー(ルーシーver)」「ポジティブチャンネル(里奈ver)」「あいことば(杏海ver)」「星になるまで(あいかver)」「ラッキー☆COLOR(梓帆ver)」と貴重なコラボを披露した。
さらに梓帆と想空による生誕カバーメドレー、彩と想空によるベイビーレイズJAPANのカバー曲「夜明けBrand New Days」、OGと彩・想空による「夢追いカレンダー」とメモリアルな競演が続き、客席のボルテージは最高潮に達した。
終盤は現体制の真骨頂を見せる怒とうの連続歌唱。「僕たちが描いた未来は、君たちと共に」から「星になるまで」の6曲を全身全霊のパフォーマンスで駆け抜けた。
アンコールの「ラッキー☆COLOR」など3曲を経ても熱気は冷めやらず、ダブルアンコールへ。ここでOG5人が再登場して現メンバーへ花束を贈呈すると、温かい拍手が降り注いだ。最後は「星になるまで」、そしてグループの絆を象徴する「僕たちが描いた未来は、君たちと共に」を熱唱し、圧巻のステージに幕を下ろした。
終演後、メンバーはそれぞれ思いを語った。
のえる「ファンでいっぱいで熱気が凄かった。一丸のコールがうれしく、寂しくもありました。最後に一緒に熱いステージをつくれて本当に良かったです」
ゆず「(かすれた声で)やりきったら声が出なくなっちゃいました。でも全部出し切れて楽しかった。全員と目を合わせようと頑張りました」
彩「まだ実感が湧かず、ワンマンが一つ終わった感覚。完売の会場でたくさんのファンと楽しめて良かったです」
春花「当日券も出ないほどパンパンになったのは、みんながスポニーを愛し、先輩たちが歴史をつむいでくれたから。ずっと“良かったね”と言ってもらえるライブができたと思います」
想空「やってきたことを全部出し切れました。スポニーらしい温かい空気感という一番いいところをファンにお見せできました」
計16人が在籍しタスキをつないだスポニー。彩はアイドルを引退、想空とゆずは事務所を退所、春花は残留して再スタート、のえるはアイドル継続を目指す。笑顔と元気を届け続けた5人のウイニングランは、最高のフィナーレを迎えた。
2026年10月18日 21時41分