フリーアナウンサー徳光和夫(85)が、18日放送のBS-TBS「関口宏の三人寄れば」(日曜正午)にゲスト出演し、報道番組を変えたアナウンサーについて語った。
MCの関口宏、フリーアナ羽鳥慎一とともに、独断で選ぶ三大司会者についてトーク。徳光が挙げたのは、久米宏さん、大橋巨泉さん、羽鳥だった。
久米さんはTBSアナウンサーからフリーに転身。テレビ朝日系「報道ステーション」の前身、「ニュースステーション」の司会を18年半にわたり務めた。そんな久米さんについて、徳光は「ニュースを変えましたよね」と称賛した。
また「テレビの中で一番伝えなきゃいけないのは、ニュースだということを久米ちゃんは常日ごろ、思っていたみたい」と説明。「でもTBSでは実現できなくて、フリーになってテレ朝でやるわけだけど」と続けた。
「ニュースステーション」が始まった当時の報道番組の風潮についても話した。「『ニュースステーション』を作るまでは、各テレビ局の報道局が、報道局…つまり日本テレビはNHKに、NHKは日本テレビやTBSの報道局に向けてのニュースだったんです」と回顧。「“うちはやっぱり今日はこれだけ確証の高いニュース、経済ニュースから入ったぞ”と。“政界のニュースから入ったぞ”と」。各局の報道局が、お互いの功績を誇示する側面もあったとした。
さらに「言葉もですね、大変難しいニュース用語で書いていて、それをアナウンサーが読んでたわけですけども、大変分かりにくい」とも説明。視聴者目線に乏しかったことを明かした。
それを変えたのが、久米さんだったという。徳光は「それを久米ちゃんは、ニュースの司会者として、番組をよりエンターテインメントというふうに、おもしろくした。会話もそうですけど、ビジュアル的にも、ちょっと鉛筆を持ったりして」。ニュースを伝えること以外の言動にも視線が向くようにしたと解説した。
関口も「裾野を広げましたよね。ニュースっていうのは、分かる人が分かればいいというような放送をしていた。それを、分かる人を増やさなきゃというのが久米さんだった」と同調。徳光は「ニュースこそ、一番の関心事だという。最も広げてくれたのは久米ちゃんだった」と褒めたたえていた。
2026年10月18日 21時00分