今秋ドラフト上位候補に挙がる大商大の春山陽登外野手(4年=敦賀気比)と星野世那投手(4年=近江)が21日、奈良県内のグラウンドで午前10時から汗を流した。
ドラフト会議前日でもみっちり練習をこなした2人。主将を務める春山は「選ばれるのかなっていう不安と、ワクワク感もあります。複雑な感情ではありますね。楽しみやし不安やし、みたいな感じです」と率直な心境を明かした。星野は「ご縁の話だと思うので、楽しみに待つだけかなと思っています。(今夜は)ドキドキして眠れないんじゃないですかね」と屈託なく笑った。ドラフト会議当日の22日も練習後に会場入りする予定だ。
右の長距離砲として各球団から熱い視線を浴びる春山は今秋、リーグ戦通算本塁打を13に伸ばし、1992年秋に大商大・佐伯貴弘(元横浜、中日)が記録したリーグ通算最多本塁打記録を34年ぶりに更新。星野は最速151キロを誇る左の本格派で、今秋は4勝を挙げ、リーグ優勝の立役者になった。2人とも「選んでいただいたら、その球団の期待に応えるだけです」と口をそろえ、12球団OKの姿勢を示した。
学生最後の目標は日本一だ。明治神宮大会(11月19日開幕)への出場権を懸けた関西地区代表決定戦は11月初旬に控える。
富山陽一監督の厳しい指導のもと、4年間で大きな飛躍を遂げた2人。春山は「耐える力であったり、男は度胸なんだということは監督さんからの教えであり、すごく吸収できた」と感謝し、星野は「やっぱり、日本一になって恩返しがしたい。大学最後の舞台で、男にならないといけない見せ場」と言葉に力を込めた。初の大学日本一を置き土産にプロの世界へ羽ばたく。
2026年10月21日 16時14分