NHKの井上樹彦会長(69)が21日、東京・渋谷の同局で定例会長・メディア総局長会見を行い、SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長が先月28日に退任したことについて言及した。
SMILE―UP.は28日に都内で会見し、任期満了で9月末に同社社長を退任することを発表。性加害問題の被害者救済については「区切りを付けるわけではない。社長を離れても個人としてこの問題に向き合っていきたい」と述べていた。法的な手続きが中心になることから経営体制の変更がふさわしいと説明。同社のチーフ・コンプライアンス・オフィサーを務める山田将之弁護士が10月から社長を兼任し、藤島ジュリー景子代表取締役は留任する。
新体制についてコメントを求められた井上会長は「NHKとして、その取り組みを評価する立場にはありません」とコメント。
そのうえで「SMILE-UP社からは前会長が被害を申告してきた方々と、直接対話をしてきたことなどについて説明を受けています。NHKとしては新たな経営体制のもとでも、引き続き、人権デューデリジェンスの考え方に基づいて、被害者への補償の進捗(ちょく)などを確認してまいります」と見解を示した。
2026年10月21日 18時17分