現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が23日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。24日から始まる日本シリーズに向けて注目しているポイントを語った。
パ・リーグ覇者のソフトバンクとセ・リーグ3位からCSを勝ち上がってきたDeNA。2年前と同じシチュエーションでの対決となった。前回はDeNAが4勝2敗で優勝。周囲からは“因縁の対決”との声も聞こえてくる。
インタビュアから「ソフトバンクホークスからしたら2024年のことは頭をよぎるのか?」と質問された落合氏は「よぎらないと思う。2024年は24年で一区切りついているから。で、1年空いているだけに、それはないと思う。周りが勝手にそうやって騒いでいるだけ。ホークスファンにすれば、別に騒ぐんだったら、騒いどきゃいいんじゃないかって。今年は今年なんだっていう思いで野球を見るだけだろうし」と2年前の結果は今回の日本シリーズに関係ないという見解だった。
なら、落合氏が注目するポイントは何なのか。
「野球ファンにとって面白い野球をやってくれりゃそれでいい。ただ、ピッチャーの交代が一番難しいんだろうと思う。選手の使い方もそうなんだけどね」
落合氏も短期決戦の怖さは痛いほど分かっている。“温情”の采配で続投させた結果、結果的に打たれシリーズの流れを持っていかれたこともあった。中日監督時代、5度の日本シリーズ出場で日本一は07年の一度。
「野球はそこが一番難しいところなんでね。最善の手を尽くしたつもりが、最悪な手になってしまうってこともあるしね。それは使った側の責任であって、やる選手の責任ではないんだよ。選手は必ず結果を出そうと思ってゲームに出るわけだから。それがうまくいくときもあれば、うまくいかないときもある」
ソフトバンクホークスのレギュラーシーズン防御率は「2.88」。DeNAベイスターズは「3.27」。
「そのときの運って言ったら変だけど、野球って運次第だもん。勝ち運がどっちにあるかだよ」と落合氏は話していた。
2026年10月23日 20時00分