巨人の来季監督に就任した球団OBの松井秀喜氏(52)が23日、東京都内で記者会見に臨み、背番号が「90」に決まったと発表した。契約は3年。30日からチームの指揮を執る。恩師の長嶋茂雄終身名誉監督が願っていた監督就任が実現し、松井新監督は「新たな黄金時代が訪れるように、今日ここからスタートしたい」と決意を語った。
背番号「90」は、長嶋さんが初めて巨人の監督に就任した際に着けていた番号。松井新監督にとって、恩師とのつながりを感じさせる背番号となる。
松井氏の監督就任は、球団にとっても長年の悲願だった。2012年限りで現役を引退した後も、春季キャンプで臨時コーチを務めるなど古巣との関わりを続けてきた。14年1月には長嶋さんら球団幹部との会談で、将来の監督候補として入閣を打診されていた。
巨人では1993年から2002年までプレーし、4度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献。大リーグでも10年間活躍し、ヤンキース時代の09年には日本選手初のワールドシリーズMVPに輝いた。日米通算507本塁打を記録した球界を代表するスラッガーが、指導者として古巣に戻る。
昨年6月、長嶋さんが亡くなった際には、米ニューヨークから緊急帰国。恩師との対面後、「長嶋監督と生前、約束したこともあります。その約束を果たしたいなと思います」と語っていた。
2026年10月23日 16時04分