◇ワールドシリーズ第2戦 ブルワーズ5―4レイズ(2026年10月24日 ミルウォーキー)
ブルワーズは24日(日本時間25日)、ワールドシリーズ第2戦でレイズを破り、連勝で対戦成績を2勝0敗とした。試合後、パット・マーフィー監督(67)は汚名返上の決勝打を放ったルーキー、クーパー・プラット内野手(22)に最大限の賛辞を送った。
ミスで相手に試合の主導権を渡した。初回、先頭のディアスの遊ゴロをルーキーの遊撃手・プラットが一塁へ悪送球。無死二塁のピンチを招くと、先発・アンダーソンは1死二塁からシンプソン、カミネロに連続適時打を許し、5番・ヒックスに右越え2ランを被弾。いきなりの4失点を喫した。
プラットの失策から始まった大量失点。だが、ルーキーはミスを自らの手で取り戻した。4―4の7回1死三塁、右サイドハンドのケリーのシンカーを巧みに右前に運び、右前に値千金の決勝打。チームメート、そして大観衆で埋まった球場に大興奮を呼び込んだ。
プラットは今季、メジャーデビューを果たし、レギュラーシーズンでは74試合に出場。打率.281、3本塁打、34打点の成績を残し、首脳陣の信頼をつかんだ。指揮官は「あれこそがクーパーという人間を物語っています。試合の序盤にうまくいかなかった時でも、あきらめずに踏みとどまることができる」と笑顔を見せる。
「彼(ケリー)は素晴らしい投手ですが、クーパーは見事な打席を作りました。野球の始まり方がこうだからといって、終わり方も同じである必要はないということを、あの場にいたすべての若者に見せてくれた素晴らしい手本です」と思い切り目尻を下げた。
2026年10月25日 14時03分