◇フランス1部 ルアーブル 3―3 マルセイユ(2026年10月25日 マルセイユ)
フランス1部ルアーブルのFW水多海斗(26)が25日、3―4で惜敗した敵地のマルセイユ戦で2得点に絡み、加入後初アシストを記録した。
最下位のチームは後半10分までに4失点。水多は1―4の後半39分から途中出場し、気を吐いた。まずは2分後の同41分、左サイドでパスを受けると、DFをはがしてからペナルティーエリア内左の高い位置にいたFW中村草太(24)へ縦パス。中村のシュートは相手GKにはじかれたが、こぼれ球を味方が押し込んで3点差とした。
さらに、2―4で迎えた同44分にはチーム3点目を演出した。ペナルティーエリア手前右の位置で倒されて得たFKを自ら蹴ると、完璧なカーブのかかったクロスでFWマジャの頭にどんぴしゃで合わせた。
19年の前橋育英高卒業後、Jリーグを経ずにドイツに渡り、5部、4部、3部とプレーの舞台をステップアップ。3部エッセンから今年7月にルアーブルに加入した。初めて欧州5大リーグでプレーする機会を得た26歳が、出場6試合目で得点に関与した。
レキップ紙は「交代枠の活用と水多の投入によって息を吹き返したHAC(ルアーブル)が試合を熱狂の渦に巻き込み、記憶に残る大逆転劇を演じかけた」と追い込まれた状況から水多が見せた執念について表現。アシストの場面については「輝きを見せた」と記した。
同僚のDF瀬古歩夢(26)はフル出場し、中村草は後半16分からプレーした。地元メディアの「フット・メルカート」は瀬古について「チームが4失点したにもかかわらず、守備面で冷静さを保った数少ないルアーブルの選手の1人として、賛否両論のパフォーマンスを見せた。デュエルでは83%の勝率を誇り、6回のボール奪取と5回のクリアで際立った活躍を見せ、マルセイユの攻撃を封じ込めようと何度も介入した」などと高評価。中村草についても「(先発したFWサマッタより)はるかにエネルギッシュなプレーを見せた」と記した。出場時間の短い水多についての記載はなかった。
2026年10月26日 12時33分