ブルワーズとレイズによるワールドシリーズ(WS)をめぐり、韓国メディア「OSEN」が26日、「KBOを見て学ぶべきだ」とMLBに提言した。
24日(日本時間25日)に行われたWS第2戦は、4―5と1点を追いかけるレイズが9回に2死三塁と一打同点の好機をつくったが、最後はディアスが空振り三振でゲームセット。フルカウントからの6球目、カーブにバットが止まったように見えたが審判が「スイング」と判定し、三振に倒れたディアスは不服そうな表情を見せ、歓喜に沸くブルワーズナインとは対照的に打席に立ち尽くした。
このハーフスイングをめぐり、OSENは「KBOを見て学べ!ワールドシリーズで何という議論か」と見出しを付け、韓国プロ野球(KBO)が日米球界に先駆けて導入しているシステムについて報じた。
リプレー映像を確認するとディアスのバットの先端は完全に回っているようにも見えるが、米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」の編集長、JJクーパー氏が自身のX(旧ツイッター)で「現在のABSチェックスイングルール(マイナーの一部で使用されているもの)が適用されていたら、これはスイングとは認められなかっただろう」とディアスのハーフスイング画像も投稿して持論を記したことを紹介した。
KBOでは昨年8月からハーフスイングをめぐり、チャレンジをすればビデオ判定ができる制度「チェックシステム」を導入。同メディアによるとスイングの基準として「バットの先の角度がホームプレートの前面と平行をなす基準線よりも投手側に越えればスイングとなる。打席基準で90度を超えるとスイングと判定される」という。
米球界でもマイナーリーグでKBOと同じようにハーフスイングをビデオ判定するシステムが導入されているが、メジャーではまだで、正確な導入時期も明らかになっていない。
WS第1戦でも9回1死一、二塁でレイズ・カミネロのハーフスイングをめぐり議論が起きていたとし「ワールドシリーズの舞台で、2試合連続でハーフスイングを巡る不可解な場面が登場したことで、導入の必要性が高まっている」と同メディアは指摘した。
2026年10月26日 11時06分