「一時代の終わり」なのだろうか。ワールドシリーズ3連覇を逃したドジャースについて、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が26日(日本時間27日)に特集記事を掲載。選手たちが世界一奪還に向けて“王朝終焉”を否定したとコメントを紹介した。
ドジャースはナ・リーグ西地区で5連覇を果たし、ポストシーズンに進んだもののナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でブルワーズに1勝もできず4連敗でシリーズ敗退が決定。目指してきたワールドシリーズ3連覇の夢がついえた。
チームの精神的支柱だったロハスは引退。さらに、スクバルをはじめ、ベシア、E・ヘルナンデスはFA市場に出る。また、現行の労使協定は12月1日に失効し、球団側は直ちにロックアウトに踏み切ると予想されることから来季が不透明、さらにドジャースは打線の“高齢化”が指摘されているだけに「一時代の終わり」と見る向きもある。
同紙はシリーズ敗退後に選手たちがメディアに語ったコメントを紹介。FAとなるスクバルはドジャースで過ごした数カ月について「この仲間たちと競い合い、帽子の『LA』のロゴと胸の文字を背負って戦えたことは、名誉であり特権だった。それを大きな誇りに思っていたよ。望んでいた結末にはならなかったが、それが人生であり、野球だ。ここでは最高の時間を過ごせたし、この仲間たちと戦うのが大好きだった」と胸を張った。
そして「一時代の終わり」という意見に「全くそうは感じない」ときっぱり否定。「ワールドシリーズで勝つのは難しいこと。このチームは過去2シーズンでそれを成し遂げてきた。信じられないほど才能に溢れていると思うし、準備と仕事への姿勢を見れば、私はそういった見方には賛同できない」と続けた。
引退したロハスも「大谷翔平、山本由伸、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツがいて、彼らにはまだ活躍できる年数がある。そんなチームに対して『終わり』だなんて決して思えない」と時代の終焉を否定。彼らはこの敗北に甘んじることはない。前を向き、あらゆる方法でチームを向上させ続けるはずだ。来年はさらに強くなると信じている」と語った。
圧倒的な戦力を武器に2年連続世界一に輝いたドジャースが、ブルワーズに4連敗を喫して3連覇を逃したことで「王朝の崩壊」や「時代の終焉」と見るメディアやファンが多数いるものの、中で戦うドジャースナインは猛烈に反論。来季は「世界一奪還」を目標に復権を目指す。
2026年10月27日 10時30分