阪神を構想外となった長坂拳弥捕手(32)が、現役続行を希望していることが27日、分かった。
NPB球団への移籍を最優先に考える一方、独立リーグや社会人野球、韓国球界、台湾球界まで幅広く移籍先を探す方針。阪神在籍10年で得た知見を新天地で生かすべく、他球団からの吉報待つ決断を下した。
長坂は16年ドラフト7位で東北福祉大から入団した。19年はシーズン1打席ながらプロ初本塁打をマーク。翌20年もシーズン初出場となった9月20日中日戦の初打席で本塁打を放ち「2年連続初打席で本塁打」という珍記録を残したことで話題となった。
東北福祉大の大先輩にあたる矢野燿大監督が指揮を執った22年には27試合に出場。女房役として巧みなインサイドワークが光った。
今季の1軍出場はなかったが、ファームで若手投手と積極的にコミュニケーションを取り、育成にも腐心。寡黙な性格で、野球に真摯に向き合った。ナインからの信頼も厚かった男は、新たな舞台での活躍を思い描き、現在も無休で体を動かしている。
2026年10月27日 12時30分