殿堂入り左腕のCC・サバシア氏(46)が27日(日本時間28日)、タンパでのワールドシリーズ第4戦前に本紙の取材を受け、巨人監督就任が決まった松井秀喜氏を「うれしく思っているよ」と祝福した。
松井氏の監督就任に驚いたかと質問されると、「いや、驚いていない。彼は野球をよく理解しているし、この競技を愛しているからね」としたうえで「ただ、ゴルフを楽しんでいると思っていたから、その点では驚いた。これからは少し生活が変わるだろうから」と続け、嬉しそうに笑った。
サバシア氏は2009年、当時FA投手史上最高額だった7年総額1億6100万ドルでヤンキース入り。その年19勝を挙げて世界一に貢献した。当時、チームメイトだった松井氏のキャラクターを問われ、「面白い人だよ。さりげなく笑わせてくれるタイプ。選手たちとうまくやっていける性格だと思う。それに野球ではあらゆることを成し遂げてきた。日本で優勝し、向こうでプレーした後、アメリカに来てワールドシリーズも制覇した。そうした経験は間違いなく彼の助けになる。彼は野球の学位を持っているようなものだ。その知識を選手たちのために生かせるはずだよ」と感慨深げに話した。
監督として成功する条件については、「いい人たちに周りを固めてもらうこと」と返答。「いいコーチ、自分が信頼できる人たちと一緒に仕事をすること。そして、野球を教えることを楽しむことだと思う」と持論を述べている。
最後に自身の監督、コーチ業への興味を問われた際には、「ないよ!」と即答。「ゴルフが好きすぎるからね(笑)。もう二度と野球中心のスケジュールに戻るつもりはない(笑)」と語り、笑顔は最後まで絶えなかった。(タンパ・杉浦大介通信員)
2026年10月28日 09時03分