ソフトバンクが、西武・高橋光成投手(29)が今季に取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使した場合に備え、獲得調査を進めていることが28日、分かった。また、広島・森下暢仁投手(29)が今季に取得した国内FA権行使も見据えて調査。23年オフ以来3年ぶりにFA市場へ参戦する可能性が出てきた。
盤石のチームづくりへ手を緩めることはない。昨年とは別の顔触れで2桁勝利カルテットが誕生したが、今オフの補強ポイントは先発投手だ。
自己最多12勝を挙げた大津は10月21日に右肘を手術した。競技復帰まで4、5カ月の見通しとなっている。今年ブレークした前田悠は21歳、松本晴は25歳と若く、まだ経験も浅い。実績ある投手の獲得で先発陣をより強固にしたい狙いがある。
高橋光は2桁勝利4度の実績を誇る通算82勝腕で、今季は9勝6敗だった。昨オフはポスティングによる米移籍を目指したが折り合わずに残留。大リーグは米国時間12月1日(日本時間2日)に現行の労使協定が失効し、契約交渉がストップするロックアウトとなる可能性が高い。「選択肢がたくさんある状況が初めて。本当にベストな選択ができるような準備をしている段階」と国内移籍も選択肢に入れているもようだ。
森下は本拠地のある九州の大分出身。入団から7年連続で100イニング超えと先発投手として抜群の実績を誇り、通算60勝を挙げて防御率2・84の安定感も光る。3年連続日本一を目指す上で、貴重な戦力候補として動向を注視していくことになりそうだ。
2026年10月29日 03時38分