米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」は29日(日本時間30日)、今オフ、MLBのFA選手ランキング上位50人と予想契約額を発表した。
日本選手では鈴木誠也外野手(32)が3位に入り、4年総額1億2500万ドル(約197億円)、または5年総額1億5000万ドル(約236億5000万円)の大型契約を予想。阪神の佐藤輝明内野手(27)も8位にランクされ、4年総額6500万ドル(約102.5億円)と高い評価を受けた。
同誌は鈴木について、ランディ・アロザレーナ外野手とともに「スター級の契約を結ぶ選手」と位置づけた。バットスピード、スプリントスピード、守備能力で鈴木が上回っており、今後の成績予測でも優位に立つと分析。ただし、両者の実力差は大きくないとした。
野手のFA市場ではジャズ・チザムに次ぐ評価で、打撃だけでなく走攻守の総合力が市場価値を押し上げている。佐藤については、昨オフにメジャー移籍した岡本和真と比較し「岡本よりやや高額の契約を得るだろう」と予測した。
一方で、メジャーでの守備位置には岡本以上に不確定要素があると指摘。三塁手のFA市場は極めて層が薄く、佐藤をその筆頭に挙げながらも、最終的に三塁を守るかどうかは不透明とした。
日本球界からの移籍候補では、平良海馬投手(27)が18位で3年総額5000万ドル、伊藤大海投手(29)が32位で2年総額2200万ドルと予想された。平良については「NPBから移籍する投手では最高の存在」と評価。ただし、今井達也と似た懸念材料があり、将来的な能力の上限では今井に及ばないとの見方を示した。
また、今永昇太投手(34)は21位で2年総額3600万ドル。奪三振率の回復によって市場価値が安定し、メジャー移籍後も一貫して平均以上の成績を残していると評価した。全体の1位はタリク・スクバル投手(30)で、8年総額3億7000万ドルを予想。「ゲリット・コール以来、最高のFA先発投手」と絶賛し、予想額を大幅に上回る可能性もあるとした。
同誌は近年の契約実績や各種データを基に市場価値を算出しており、日本選手の評価も注目される。
2026年10月30日 10時20分