◇阪神秋季キャンプ(2026年11月6日 高知・安芸)
若手投手のレベルアップに取り組む阪神・藤川球児監督が、伊原陵人、門別啓人の両左腕に課題を指摘する実戦的な指導を展開した。
プロ2年間で最長が6回1/3どまりの伊原は、7回の壁突破が大きなテーマ。この日もブルペンで136球を投げ込んだが、藤川監督は111球目に「弱いぞ。ボールでも中に来ないように。よう見たぞ、見飽きた」と100球を超えてからの伊原の変化をチェックした。
「彼は5回、6回にそれまで良くても、ぱっと球が浮く。浮いたその一球をかなりの確率で強打されることが多い。ボールになればいいけど、弱い球がゾーンの中に入る。弱いぞ、と指摘して、どう反応するか」
藤川監督は門別にも「カットボールを持っているか」と問い掛け、その精度を高める必要性を指摘した。「スライダーと本人が言うスラーブを投げているけど、どっちも大きく曲がる球種。小さい変化を使ってなかった。1軍では真っすぐに見えて、シャープにキュッと動くボールが重要になる」と5年目となる来季の課題を挙げた。
2026年11月06日 16時41分