韓国プロ野球・サムスンの元兌仁(ウォン・テイン)投手(26)がMLBに進出する可能性を6日、韓国メディア「スポーツ朝鮮」が報じた。
スポーツ朝鮮は「『親友』ノ・シファンに続きアメリカへ行くか」と見出しを付け、ハンファからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す盧施煥(ノ・シファン)に続くメジャー挑戦の可能性を報道した。
ウォン・テインは高校卒業後、サムスンに入団し、24年に15勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得した。今季は26試合で7勝9敗、防御率4・52。KBO通算は213試合で75勝59敗、防御率3・86の成績を残している。中日で2軍監督や投手コーチを務めた落合英二氏がサムスンのコーチ時代に指導を受けている。23年のWBCには韓国代表として出場した。
サムスンは現在、KTとの韓国シリーズを行っており、ポストシーズンでは本職の先発ではなくリリーフとしてフレキシブルに活躍していることから、昨年のワールドシリーズでMVPに輝いたドジャース・山本由伸になぞらえ「シーズン終了後に本当の意味での『山本由伸の道』を歩むのか関心が集まっている」とメジャー挑戦する可能性を指摘した。
また、大リーグ公式サイト「MLB.com」がウォン・テインについて紹介したことも報道。メジャー挑戦する場合、ポスティングシステムでなくFAのため、費用が比較的安く済むことから“コスパ”がいいとされている。
ただ、速球の球速が91~94マイル(約146・4キロ~約151・2キロ)であることから「現地のスカウトたちの視線はやや冷ややか」「メジャーの平均基準では打者を圧倒するのは難しい」と指摘する声もとりあげ、メジャーでは先発でなくロングリリーフなど「ブルペン要員」になる可能性も伝えた。
そういったことから「大物先発候補としての評価は高くないが、リスク負担が少なく、即戦力として重宝する『魅力的な隠し玉』として認識している」とまとめた。
韓国シリーズ終了後の去就に注目が集まりそうだ。
2026年11月06日 17時08分