ブルージェイズは5日(日本時間6日)、アンソニー・サンタンダー外野手(32)が、自身のインスタグラムで3日(日本時間4日)に投開票された米中間選挙の当選者を批判する投稿を行ったことに関し、声明を発表した。投稿は既に削除されている。
声明は地元紙「トロント・サン」など複数のメディアで報道され、同球団は「野球は全ての人々のためのものです。ブルージェイズは、すべてのファンが球場で歓迎されていると感じられる包括的な環境を築いてきました。これらの投稿は個人の見解で、組織の価値観を代表するものではありません」と強調した。
ベネズエラ出身のサンタンダーは、同選挙のミシガン州連邦上院議員当選者、民主党のアブドゥル・エル=サイエド氏(42)に対し、同氏の信仰宗教を批判する投稿を映像などを絡め、複数回行った。中には「平和的ではない」などの記述もあり、これらが米国内で物議をかもし炎上につながった。
サンタンダーは、オリオールズで22年から3年間150試合以上の出場を続け、24年には44本塁打をマーク。「シルバー・スラッガー賞」を受賞した。25年にブルージェイズに加入したが、シーズン中に左肩を故障し同年は54試合、打率.175、6本塁打、57打点に終わった。そして、今季はケガの影響もあり出場はなかった。MLB通算では161発を放っている。
地元ファンもSNS上で怒りを表明。「表現の自由は認めるが、これは極めて不快で無礼だ。適切な処置を望む」「ラインナップ(打線)に“ヘイト”の居場所はない」「トロントのような多文化都市では受け入れられない。契約書に“行動規範”による契約解除条項があればいいのだが」などの声が上がった。
2026年11月06日 16時00分