◇男子ゴルフツアー日本オープン第3日(2026年10月17日 滋賀県 タラオCC西C(7411ヤード、パー70))
ツアー8年目の坂本雄介(28=jioworks)が肋骨骨折の痛みに耐え、68の通算8アンダーで5打差の3位につけた。最終日は来季のシード権獲得を確実にするためにも優勝争いに加わりたい。年間ポイントランク1位の細野勇策(23=三共グループ)が通算13アンダーで首位をキープした。
まさにケガの功名だった。左右の肋骨を疲労骨折している坂本が、16番で5メートルの微妙なパットを沈めるなど68とスコアをまとめ3位につけた。「体が万全の状態じゃないから、ノンプレッシャーというわけじゃないけど、その分うまくできている」と笑顔で話した。
3週前に病院で検査を受け骨折と診断された。「夏に風邪をひいて咳(せき)が止まらなくなった。その影響もあったと思います」。試合を休んで静養。「その時に家でパットの練習をやっていてひらめくことがあった」と、ただでは転ばなかった。この日は日没サスペンデッドで持ち越した第2ラウンドを16番から再開。前夜は痛みで寝つけず就寝したのは午前1時。わずか3時間の睡眠で長丁場の戦いを乗り切った。
現在の年間ポイントランクは55位。高ポイントが付与される今大会は来季のシード権獲得(ランク65位以内)に向け大きく前進するチャンス。「この体なのでそんなに求めないです。ただ、(優勝で出場権獲得となる)マスターズに行けたら引退しようかとキャディーと話していましたが、まだやめさせてはもらえませんね」と言って周囲を笑わせていた。
2026年10月18日 04時25分