シンガー・ソングライターの山下達郎(73)が18日放送のABC・テレ朝系「EIGHT-JAM」(後11・15)に音声のみで出演。音楽への思いを熱弁した。
商業音楽界で長年第一線を走り続けてきた山下。順風にみえる音楽人生だが、1993年にツアーを終えてから2005年のツアーを始めるまでの間は「なかなかレコードは出せないし、ライブもできないし、ライブの自分のメンバーを全部他に引き抜かれたり、いろいろあったんですよ」と告白した。
「やりたくてもできないし、メンバーの具合が悪くなったり、メンバー同士の仲が悪かった…とかいろいろあって。本当に何度やめようかなと思ったか。“もう終わりかな”ってそういうのは何度かありました」と打ち明けた。
そんな不遇な時代に、本当に音楽でないとダメなのかを自問した。「音楽も、ダンスも、芝居もできる多才な人をまったく否定はしませんが、僕はそれができない。どうしても音楽じゃないとダメだ」と痛感。音楽を継続する道として「もともと裏方志望で始めた人間なんで。CM作家でもやれる」と考えたという。
裏方に回るオプションを持ちながら生きてきた。「人生を考えたら、食ってかなきゃいけないので。所帯じみた話かもしれないけど、それが生活の現実なんで」と冷静に語った。
それでも、今もフロントマンであり続けられるのは「お客さんが求めたから。10年ライブしてなかったら普通は動員落ちるけど、ラッキーなことに落ちなかった」と感謝していた。
2026年10月19日 18時19分