楽天は20日、昨オフにFA移籍で獲得した伊藤光捕手(37)に対し、来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
FA移籍して1シーズンでの戦力外は、95年の阪神・山沖之彦(オリックスからFA移籍)以来、31年ぶりで史上2人目となった。山沖は右肩を痛めて、1試合も登板がなかった。
伊藤光は開幕は1軍で迎え、開幕6戦目のソフトバンク戦で今季初のスタメンマスクをかぶった。6月2日の古巣DeNA戦では移籍後初アーチ。これが史上49人目の全12球団からの本塁打となった。だが、6月12日に出場選手登録を外れると、その後は1軍に戻ることはなかった。今季22試合の出場にとどまり、打率.133、1本塁打、2打点の成績に終わっていた。
昨年11月にDeNAから海外フリーエージェント(FA)権を行使。同月18日に、同年のFA選手一番乗りで楽天と契約合意した。契約は単年で、今季の推定年俸は5000万円だった。
楽天はドラフト2位の新人・伊藤樹も含めて、伊藤裕季也、伊藤大晟と「伊藤姓」が4選手そろうことになり話題も呼んだ。
愛知県岡崎市出身で、明徳義塾(高知)から07年高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団。18年7月にトレードでDeNAに移籍した。オリックス時代の14年にはベストナインに選ばれ、ゴールデングラブ賞と最優秀バッテリー賞(投手は金子千尋)を受賞した。
プロ野球19年間通算では1085試合に出場し、638安打、打率.234、31本塁打、264打点の成績を残している。
2026年10月20日 16時50分