大洋、横浜(現DeNA)の投手としてNPB通算101勝を挙げた野村弘樹氏(57)が19日に放送されたBS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後9・00)にゲスト出演し、現役時代にお手本にしていた投手の名前を明かした。
この日はPL学園の後輩にあたる前西武監督の松井稼頭央氏(50)とそろってゲスト出演。今回の番組MCは高校時代に甲子園出場経験のあるお笑いコンビ「TIM」のレッド吉田(60)と、同じくPL学園OBの上重聡(46)が務めた。
数々の“爆笑PLネタ”で盛り上がったが、アマチュアの選手や指導者に参考となる「教えて!野Q塾」のコーナーでは「ストレートの極意」について話した野村氏。
その時に「僕ね、左投げですけど、右ピッチャーしか見ないんですよ」と明かし、「僕、シャドーピッチングよくやるんで。シャドーって右投げなんですよ」と鏡やガラスに映った自分の姿を見ながら行うシャドーピッチングでは右投げになることから、同じ左腕投手ではなくあえて右腕投手を参考にしていたという。
「だから僕、右ピッチャーしか見なかったです。阿波野さん、左じゃないですか。西崎さんばっかり見てました」
1986年ドラフト1位で近鉄入りした同じ左腕の阿波野秀幸氏(62)ではなく、同年ドラフト1位で日本ハム入りした右腕・西崎幸広氏(62)を参考にしていたそうで「足の使い方とか…」と続けた。
この話に投手出身の上重は「PL学園時代、玄関が大きなガラスの窓なんですよ。そこで毎日、野村さんがシャドーされてるっていうのは聞いたことがありました」と証言。
野村氏は「シャドーが僕、一番好きだったんです。なんでかっていうと、結果が出ないでしょ。ボール持ってると、抜けたとか引っかけたとか…(ボールの)つかまり悪いの出たりしちゃうけど、シャドーってフォームに集中できるんですよ。だから一回一回音が変わるってことはそれだけリズムもタイミングも違うんで。肩肘の負担もないし。だから学生には一番いいかもしれないですね」と話していた。
野村氏はPL学園3時に同学年の立浪和義氏(57)、片岡篤史氏(57)、1学年下の宮本慎也氏(55)らとともに甲子園春夏連覇した時のエースで大洋、横浜(現DeNA)一筋にNPB通算101勝をマーク。横浜が38年ぶりにリーグ優勝&日本一を成し遂げた1998年には13勝を挙げ、現役引退後はコーチも務めた。
阿波野氏は近鉄エースとして活躍したあと、巨人を経て移籍した横浜で野村氏とチームメートとなり、日本一を一緒に経験。西崎氏は日本ハムエースとして活躍し、西武でもプレー。阿波野氏はNPB通算75勝、西崎氏は同じく127勝を挙げている。阿波野、西崎両投手とも女性ファンも多い超人気選手だった。
2026年10月20日 19時02分