◇近畿学生野球秋季1部・2部入替戦1回戦 大阪観光大4―2阪南大(2026年10月20日 GOSANDO南港野球場)
近畿学生野球1部・2部入替戦は2部優勝の大阪観光大が阪南大に先勝。2024年秋に降格して以来5季ぶりの1部復帰に王手をかけた。
大阪観光大は先発した吉原大輝(ひろき)投手(2年=県和歌山)が奮投。1部でチーム9本塁打のリーグ記録を更新した強打線を9回1死まで1失点に抑えた。打線は6回に追いつくと、タイブレーク10回に1番・川田空輝内野手(2年=東海大静岡翔洋)が勝ち越しの中前打。3番・井手大維我外野手(1年=和歌山工)が左翼へ二塁打、4番・福島修太内野手(4年=立正大淞南)が中犠飛して3点を挙げて試合を決めた。
柴田幸暉監督は「強打の阪南大さんが相手でしたが、吉原が期待通りのピッチングをしてくれた。9回で代えたのは捕手の勝田(裕貴=3年、京都翔英)と話して決めた。優勝を決めた2部の最終戦から5日しか開いてなかったのも良い条件になった」と振り返る。
「細かい野球ができなかった」と反省する柴田監督だが、10回無死一、二塁の送りバント失敗を3番・井手が適時二塁打でカバーした。井手は「ずっと打ててなかったんで、仕事ができて嬉しかった」とガッツポーズ。井手は春季入替戦でも1年生ながら先発に抜擢された期待の星。しかし、2試合ノーヒットに終わって大阪公立大に連敗して昇格のチャンスを持ち越した。春を1部で迎えられるか、勝負の一戦を前に気持ちがたかぶる。
阪南大は秋季6位ながら残り2試合で大工大、和歌山大から勝ち点を奪って勢いに乗っていた。リーグ新記録のチーム9本塁打を放った長打力が復活するかが1部残留のカギとなる。
なお、2部・3部入替戦は東大阪大(3部1位)が打撃戦の末、11―8で奈良教育大(2部6位)を下し、23年春以来の2部昇格に王手をかけた。
2026年10月20日 18時25分