大リーグ公式サイト「MLB.com」は19日(日本時間20日)、ドジャースの大谷翔平投手(32)の今季を振り返り、来季に向けた「教訓」を指摘した。
大谷翔平は今季、6月頃から左膝に炎症を抱え、その後は右上腕二頭筋の炎症もあり、投手としては7月3日のパドレス戦を最後にマウンドから遠ざかった。後半戦に入ると、9月には15日間の負傷者リスト(IL)入り。シーズン最終盤に復帰したもののポストシーズン(PS)は打率・192、1本塁打、3打点と不振に終わり、チームもブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)で4連敗を喫し、敗退。シーズン終戦を迎えワールドシリーズ3連覇の夢は消滅した。
大リーグ公式サイトは「大谷の怪我に悩まされた2026年からドジャースが学べる教訓」と見出しを付け、球団、大谷本人にとって「最優先事項は、10月にできる限り良い状態でプレーすることだった」と指摘。そして「球団側にも大谷自身にも、より適切に管理できた余地があったかもしれない。今季うまくいかなかった経験から学ぶことは、2027年に完全な二刀流へ復帰する計画を進める上で重要になる」と記し、二刀流として復活を目指す来季に向けて今季を振り返った。
大谷は6月上旬に左膝に炎症を抱えていることが判明。7月頭には右上腕二頭筋の張りで試合を途中交代した。さらに、球宴も辞退し、左膝にコルチゾン注射を行い治療に専念。ただ、膝の違和感は続き、7月末には投球練習を中断した。
その後、8月に入って段階的に投球練習を再開したものの8月末には投手としての復帰プランが白紙に。そして、9月3日のカージナルス戦で31試合ぶりにスタメンから外れると、そこから4試合連続で欠場。同7日のレッズ戦で一度は復帰したものの、翌日から再び欠場が続き、同11日はIL入りすることとなった。
レギュラーシーズン最後の5試合で復帰したものの本来の打撃からはほど遠く、PSに入っても不振が続き、NLCSでは第3戦でスタメン落ちの危機も。結果的に球団と本人の協議の結果、プレーできる状態であるという結論に至り、スタメン出場を続け、第4戦では116打席ぶ。に本塁打を放ったが、チームにとっては遅すぎた。
同サイトは「大谷のシーズン終盤を違った展開にできる可能性があったとすれば、ケガに悩まされ始めた段階で、もっと積極的な対応を取ることだったのかもしれない」と指摘。球団、本人がどのようにコンディションを管理するかが来季の復活の鍵となりそうだ。
2026年10月20日 13時55分