電子書籍配信サービス「コミックシーモア」は21日、公式Xを更新。第三者による不正アクセスによって最大約420万件の顧客会員情報が流出したと発表した。
同Xでは「『コミックシーモア』お客様の情報流出に関するご報告(第4報)」として、「外部専門機関との連携による詳細解析および多角的検証により、影響範囲を確認いたしました」と報告。メールアドレス、ニックネーム、生年月日、性別などの情報が利用者ごとに異なる項目で最大約420万件被害に遭っているという。同一利用者の情報が重複している可能性にも触れ、該当者には速やかにメールで連絡すると説明した。
またクレジットカードの情報については「本件の対象システムでは保有しておらず、流出しておりません。また、購入履歴の流出、MY本棚の流出・消失・欠損は確認されておりません」と明らかにした。
安全性が確保された機能から段階的にサービス再開の準備を進めているといい、「ご購入済み作品のWEBでの閲覧機能および読み放題サービスの閲覧機能の再開を最優先として」と説明した。また、作品の購入、各種決済手段などは「安全性が確認された時点で順次再開をしていく予定」だという。
サービスを利用できなかった期間に対して「お詫びとしての対応を検討」しているといい、サービス再開時に具体的な内容を発表する予定。さらに「今回流出したお客様の情報が悪用され、当社や関係者を装った不審なメールが届く可能性がございます」と注意喚起し、二次被害を防ぐためにも「他社サービスでのパスワード変更のお願い」や「他社サービスでのパスワード変更」などの対応を求めた。
コミックシーモアは15日、同サービスのサーバーに対して、外部からの不正なアクセスが行われた可能性があることが判明したとし、原因究明のためサービスを停止。同日から緊急メンテナンスを行い、サービス停止を続けている。16日には再び公式Xを通じ「新作・続巻作品が予定通り配信されていない状況です」と報告。「配信を心待ちにしていただいている読者の皆様・関係者の皆様には、多大なご迷惑とご不便をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪していた。
2026年10月22日 00時26分