◇明治安田J2リーグ第12節 新潟 2―1 鳥栖(2026年10月21日 デンカビッグスワンスタジアム)
J2新潟は前半にモラエス、後半に途中出場の桑山がクロスを頭で合わせて得点。鳥栖の反撃を1点に抑えて逃げ切った。1―5で敗れた前節の大分戦の反省を生かして粘り強い守備を取り戻し、ホームでは開幕から無傷の6連勝を飾って順位も2位に上げた。
大敗を引きずらず、むしろ力に変えた。守備では前節の大分戦で5失点したもろさはなく、攻撃でも戦術を徹底して狙い通りの形で好機をものにした。今季初めてセンターバックで出場した早川は「前節からどう立ち上がるか。それをしっかりと結果で示すことができた」と胸を張った。
ボール保持に特長のある鳥栖に対して船越優蔵監督は「肉を切らせて骨を断つ」戦い方を徹底した。ミドルブロックを組んで相手にボールを持たせてカウンターから好機をつくり出し、前半24分には関口のピンポイントクロスをモラエスが頭で合わせて先制した。
ただ、前半はボランチ脇のスペースを相手に使われて何度もクロスを許し、同33分にはバウマンのスーパーセーブで防いだものの決定機を与えた。それでも粘り強く対応できたのはハードワークを取り戻したことが大きかった。今季2度目の5失点だった大分戦から改めてチームの生命線を確認。後半は1トップだった若月がトップ下に入り、献身的に走って相手のボランチを自由にさせずに守備が安定すると、後半35分に白井の左クロスを桑山が決めた。
白星は3試合ぶり。「勝てていないのは守備の問題だけではなかった。追加点を取れないのが課題だったが、耐えて2点目を取れたのは大きかった」と桑山。終盤に1失点こそしたが順位も2位に上がり、次節の首位・仙台との大一番を前に弾みをつけられた。早川は「きょうを最低限の基準として、もっとアグレッシブにやりたい。次も絶対に勝って、いい立ち位置を目指したい」と力を込める。次もホームの利を生かして首位撃破を狙う。
2026年10月21日 23時17分