◇女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第2日(2026年10月23日 兵庫県マスターズゴルフ倶楽部=6620ヤード、パー72)
今大会限りで日本ツアーを引退する元賞金女王のアン・ソンジュ(39=韓国)が43位のカットラインぎりぎりで目標の予選通過を果たした。
「朝起きて腰がちょっと調子良くなかったので、大丈夫かなと思っていました。予選を通って一安心です」とほっとした表情。16番までは通算1オーバーで予選通過の圏外だったが、17番で下りの2メートルのバーディーパットを決めて圏内に浮上。最終18番では第2打をグリーン奥に外しボギーのピンチだったが、絶妙のアプローチで80センチに寄せ、これを沈めて窮地を乗り切った。
「優勝が決まるパットよりも緊張しました」。ホールアウト後は同組だった横峯と抱き合い「うるっときました」と振り返った。
この日は韓国から5歳の双子の子供も応援に駆けつけた。ラウンド中は子供の声が気になったそうで、他の選手に迷惑をかけていないかずっと心配だったという。
全選手が競技を終えた後のクラブハウスで、横峯や木戸、永井、西村らが参加して花束贈呈の引退セレモニーも行われた。主催者推薦の出場手配をしてくれた延田グループ所属のイ・ボミもサプライズで出席し、花束を贈られ抱き合って喜んだ。
双子の子供からは「“お母さん優勝したの?”と言われました」と笑いながら話した。痛みを抱える肩の状態はまだ気になるが「あと2日残っているので(痛くても)頑張るしかないです」と気力を振り絞って有終の美を飾るつもりだ。
2026年10月23日 19時43分